BMWと提携すると噂されていたトヨタですが、ついにこの両社、次世代環境車・環境技術における中長期的な協力関係の構築に向けた、覚書に調印したと発表になりました。
トヨタは1.6Lと2.0Lのディーゼル・エンジンをBMWから供給を受け、2014年から欧州で発売するそうです。
また、今後は両社で環境対応のコアとなる次世代リチウムイオンバッテリー技術に関する共同研究を開始するほか、環境技術におけるその他の協業テーマについても検討を進めていくのだとか。
そこでBMWですが、ハイブリッドに関してはメルセデス・ベンツ、GMと共同開発したハイブリッドが発売され、つい先日も5シリーズ・アクティブハイブリッドの日本投入が発表されたばかり。
加えてすでに1.6L直4エンジンで共同開発の実績があるプジョー・シトロエンと合弁会社「BMWプジョー・シトロエン・エレクトリフォイケーション」を設立することを2月に発表したばかり。
ここでトヨタと共同研究を始める理由は果たして?
日産&ルノーがメルセデス・ベンツと提携したことから「ではウチはBMWと!」なんてトヨタが考えるとは思えませんし、BMWが急いでFFのハイブリッドを発売しようと思っているとも思えません。
どなたかご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください!
いずれにせよ、Win-Winの関係になると良いですね。
それにしても、BMWエンジンを積んだトヨタ車。果たして搭載されるクルマは何でしょうか? 非常に楽しみですが、日本で発売されることはないのでしょうねぇ。
(佐藤みきお)