BMWが世界初公開するミドルサイズのハイブリッドセダン【東京モーターショー】

BMWブースで、自然な姿で佇む5シリーズ……と思いきや、これは東京モーターショーでワールドプレミア(世界初公開)された一台。

 

シングルモーターながら、BMWがフル・ハイブリッドというこのクルマのハイブリッドシステムは、既報の通り「直列6気筒ターボエンジン(3225kW)+電気モーター(40kW)+8速オートマチック+リチウムイオンバッテリー」という主要素によって構成されているもの。

 

ハイブリッドであってもエンジン性能を重視するというBMWですが、このActivHybrid5では走行中にエンジンを駆動系から切り離すことができるのが特徴。それにより、たとえばEVモードとして60km/hまでの走行が可能というフル・ハイブリッドモードを持つということ。

 

また160km/hでの巡航時でもエンジンを切り離し、エンジンブレーキをかけないクルージングモードとすることで効率よく走るという工夫も入っているといいます。

そうした結果、欧州モードでの燃費性能は6.4~7.0L/100km(日本風に計算すると、およそ14.2~15.6km/L)と車体サイズから想像できないほどの好燃費。

それでいて、フルパフォーマンスは5シリーズに相応しいもので、0-100km/h加速は5.9秒という俊足ぶりとのこと。

 

世界初公開のActiHybrid5、どこが違うのか、どこに専用エンブレムがセットされているのか、BMWブースでじっくり確認してください!

 

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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