2008年10月21日に鹿島神宮にお参りしたので、今回は『香取神宮』に参拝してきました。
それにしても、鹿島神宮に参拝したのってもう3年も前だったのね…。去年くらいかと思ってた(爆) 自分のブログを読み返してみたら、改めて参拝すればよかったと後悔…。
ちなみに香取神宮のご祭神・経津主神(ふつぬしのかみ)と鹿島神宮のご祭神・武甕槌神(たけみかづち)は共に日本平定の基礎を築いたといわれています。
駐車場から参道を通っていくと、左右にはお土産屋さんなどが建ち並んでいます。う〜ん、さすが“神宮”。
周辺は“鎮守の森”に囲まれていて、地域の生態系を維持するのにも一役買っているようです。
香取神宮には、有名な『要石』があります。まずはそちらへ向かうことに。
大鳥居をくぐってすぐ、左に入る脇道があります。一人だとちょっと怖いと思うかも知れませんが、天気も好いしトレッキング気分でスタスタ。
昔から茨城地方は地震が多く、これは地中に大きなナマズが住んでいて、暴れているのだと怖れられていました。
そのため、香取神宮・鹿島神宮の大神様らが地中に深く石棒を差し込み、大ナマズの頭尾を刺し通して鎮めたという言い伝えがあり、その石棒が『要石』なのです。
貞享元年(1684)、あの水戸光圀公が香取神宮を参拝したとき、これを掘らせてみたそうですが、ついに根元を見ることが出来なかったそうです!
見えてる部分からは想像つかないですね。
ちなみに、香取神宮の要石は凸型、鹿島神宮の要石は凹型をしていて、鹿島神宮の要石と繋がってるんじゃないか!? なんて説もあるそうですよ!
不思議な石ですね。
要石を廻って、楼門の横あたりに出ました。
ちょうど今の時季は、どこの神社も菊祭り開催中で色とりどり、形も趣向を凝らした菊花の数々が華やかに飾られています。
拝殿のちょっと手前には、大正天皇のお手植えの松の木、横あたりには三本杉、右側にはご神木の杉の巨木と、森林癒しパワーにあふれてます。しばし、まったりして総門から出ました。
参道への戻り道、先の大震災で灯籠がいくつも倒れたようで土台だけになっているものがたくさんありました。
要石さん、大難を小難に、小難を無難に、どうぞお願いします。
(松本しう周己)
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