宮城 遠刈田〜道の駅『七ヶ宿』【車中泊女子の全国縦断記】

遠刈田温泉『神の湯』

先日の蔵王・御釜ドライブの帰り道、遠刈田温泉街に立ち寄りました。

公衆浴場『神の湯』(写真:右側)は刈田嶺神社 里宮(写真の向こう側)と観光案内所(写真:左側)に隣接。すぐ目の前に有料駐車場があり、最初の1時間は無料です♪

遠刈田温泉は、岩崎山の金を掘って財を成した金売橘次が霊泉を発見したのが始まりと伝えられているそうで、史料によると金の採掘は慶長年間(1600年代)であることから、温泉の発見もこの頃ではないかと推定されています。(蔵王町観光協会ホームページより)

公衆浴場はもう1軒『壽の湯』もあり、そちらの駐車場ならキャンピングカーでも停められるかなぁ?と思いましたが、普通車10台分くらいなので混み具合によりますね…。日帰り入浴できるホテル・旅館もありますが、昔ながらの温泉街はキャンピングカーで行くにはちょっと狭いです。

昔ながらのソフトクリーム

菅井みやげ店で「昔風ソフトクリーム」を。食べごろサイズで150円と、とってもリーズナブル!
さりさりっとした舌触りであっさりしてます。お豆腐屋の『はせがわ屋』にも豆乳ソフトクリームがありましたよ。

ちなみに遠刈田=とおがった、と読むのですが、もしかして「遠がった~(東北なまり)」の駄洒落?と思ったけど違いました(笑)

■遠刈田温泉
http://www.e-zao.net/e-u/ 

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とんとんの丘 もちぶた館

さらに『とんとんの丘 もちぶた館』に寄って、館内の『いい湯』で入浴♪

浴室はそれほど広い訳ではないのですが、源泉掛け流しなのがイイ。露天風呂には石造りの『石乃湯』と木造りの『木乃湯』があり、男女週替わり。この日は『石乃湯』でした。一人用なので競争率が激しそうですが(笑)ぬるめのお湯なので、つい、じっくり浸かっちゃいます(^_^ゞ

もちぶたメニュー 

入浴後はお食事処で晩ご飯。ここはその名の通り『もち豚』がメインです。

『いい湯サラダ』(写真:左)には、もちぶたのしゃぶしゃぶ、タンも入ってます!具沢山なので、けっこう食べ応えがありました。

米粉じゃじゃ麺(写真:右上)。米粉麺がツルっとさっぱりして食べやすい。真っ赤なスープが辛そうな冷麺(写真:右下)ですが、辛党の友人にはちょうどよかったようです。 

そのほか『豚角煮丼』には角煮がこれでもかー!とてんこもりでビックリ。皆で分け合って食べました。お肉も分厚いし、かなりのボリュームです。友人の大好物フライドポテトもデカ!

物産館も併設で、もちぶた精肉やメンチカツなどのお持ち帰りもできます。

■とんとんの丘 もちぶた館(公式サイト)
http://www.mochibuta.jp/

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遠刈田温泉〜県道12〜『とんとんの丘 もちぶた館』〜国道4号に出て白石市〜国道113号で七ヶ宿(しちかしゅく)ダムを見下ろす道の駅『七ヶ宿』へ。

道の駅『七ヶ宿』

道の駅『七ヶ宿』
住所:宮城県刈田郡七ヶ宿町字野沢倉山2-119
電話:0224-37-2721
駐車:普通車 25台/大型 5台/身障者 2台

道の駅『七ヶ宿』公園

物産館(直売所/お土産品)、お食事処併設。愛称は『七ヶ宿ビューランドありや』。この日はあいにくの小雨でしたが展望がよく、公園や子供広場もあるので休憩にもってこい。それにしても、この滑り台は大人でもちょっと尻込みする勾配+長さです(^x^;

特産の紫蘇を利用した『しっそ液(紫蘇ジュース)』や『しっそソフトクリーム』がイチオシ。独特の酸っぱさはこれからの季節にピッタリ。 

山形方面に約2kmほど行くと、広い公園に隣接して『七ヶ宿町水と歴史の館』があります。七ヶ宿ダムに面し、駐車場も広いし公衆トイレも完備されているので道の駅が満車だったらこちらもおススメ。

さらに山形方面に走ると、幅約30m、高さ約10mの2段の滝『滑津大滝』(通称:二階滝)があります。遊歩道が整備されていて、避暑がてら散策すると気持ちがいいですよ。道の駅からだと約8kmくらいです。 

この道の駅から山形方面に続く国道113号線『みちのくおとぎ街道』沿いには宿場町が点在しています。残念ながら町並み保存地区ではないので風情は今ひとつですが…。

日帰り入浴には、反対方向、白石市方面に約5〜6kmで白石湯沢温泉『白石温泉 旅館やくせん』、約7〜8kmで小原温泉『小原温泉旅館しんゆ』『小原温泉旅館かつらや』『小原温泉ホテルいづみや』『岩風呂かつらの湯』があります。

■道の駅『七ヶ宿』(国土交通省 東北地方整備局)
http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/roadstation/miyagi/mi01.html 

■七ヶ宿町水と歴史の館(みちのくおとぎ街道)
http://www.113otogi.com/shichikasyuku/mizurekishi.html

(松本しう周己)

この記事の著者

松本しう周己 近影

松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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