チューニング上級車の“定番”といえば、今も昔も上級車種などの大排気量エンジンに換装するものですよね。たとえばシルビアに日産GT-R用のRB26DETTを積んだりするアレです。チューニングの世界だけではなくて、メーカー公認の例ではAMGがCクラスのコンパクトボディに5.5Lや6.3Lエンジンを搭載してますからね。
で、SEMAショーの会場にもありました!! しかも、ちょっと風変わりな組み合わせを見つけたので、いくつかご紹介しましょう。
まずは、こちらをご覧ください。
一見すると普通の初代VWゴルフですよね。塗装もビカビカで、それはそれで現代では目立ちますが……。
しかし、エンジンルームを見てみると、なんと最新のTDIエンジンが移植されているのでした。なんか面白い走りが楽しめそうです。
これはもう反則ですよね!! なんと、MINIに640馬力を発生するダッジ製カスタム6.4Lエンジンを積みました。チョロQみたいに10円玉も後ろに入れなくてもウイリーしそう……(FFだからしないか)。
仕様諸元を見てみると、4速オートマチックというところが、なんともアメリカンですな。
最後はグループAなどモータースポーツで大活躍したBMW M3(E30)のスワップカーです。
こちらはV8エンジンを搭載しています(排気量5L以上はありそうです)。大パワー化に合わせてトレッドを広げ、特徴のあるブリスターフェンダーもワイドになっています。
時代は確実にダウンサイジング化が進んでいますが、SEMAショーを見ていると、そんな時代の流れが止まり……むしろ時代が戻ったように感じました。
(南風よしお clicccar編集部)