全日本ロードレース最終戦が鈴鹿サーキットで開催され、JSBクラスは秋吉耕輔が2ヒートとも優勝し、タイトルを獲得しました。
ここ数年、天気に恵まれない全日本ロードレースの最終戦は今年も、予選日の晴天を裏切る肌寒い小雨のなか開催された。国内最高峰のJSBクラスは2ヒート制で行われ、それぞれのレースでポイントリーダーの秋吉耕輔が優勝、1ヒート終了時でチャンピオンを決めました。雨足がつよくさらにコンディションが悪化12周に減算された2ヒート目も、2位以下に15秒もの大差をつけてダブルウィンを果たしました。
小排気量のJ-GP3クラスではRS125駆る山本剛大が優勝。今シーズンで終わりの2ストローク125ccのラストランを有終の美で締めくくった。新型のNSF250に乗る藤井謙太がチャンピオンを決め、来期は世界選手権のmoto3クラスへと華々しく旅立ちます。
そのほか J-GP2クラスは中上貴晶が、 GP-monoクラスは長島哲太が、 ST600クラスは山口辰也が優勝で2年連続チャンピオンを決めました。
JSBクラス年間ランキング
1位 秋吉耕輔 200pt(ホンダ)
2位 高橋巧 167pt(ホンダ)
3位 柳川明 142pt(カワサキ)
4位 加賀山就臣 135pt(スズキ)
5位 中須賀克行 130pt(ヤマハ)
(楠堂 亜希 )