メルセデスベンツSLS AMG-GT3はスーパー耐久ST-Xクラスのニューカマー【モータースポーツジャパン2011@お台場】

今年のスーパー耐久ST-XクラスではアウディR8が単独出走のため、出れば優勝という状態でしたが、それに待ったをかける存在が2012年シーズンに登場します。

それはメルセデスベンツSLS AMG-GT3!

お台場のモータースポーツジャパン2011会場、ヨコハマタイヤのブースに展示されていた
メルセデスベンツSLS AMG-GT3。

これは9月17日に行われたマレーシア メデッカミレニアム12時間耐久レースで、谷口信輝選手が優勝を遂げたマシン。仕様はどうやら日本のスーパー耐久ST-Xクラスに準拠しているそうです。

そしてスーパー耐久のブースにはST-XクラスのゼッケンをつけたメルセデスベンツSLS AMG-GT3がっ!

これがレーシングカーなのにエアコンがついちゃうほどのトルクを持つAMG63ユニットがベースのエンジンです。エンジンブロック自体はCクラスにも乗せられるほどコンパクトなのですが・・・。

完全にフロントアクスルの後に搭載するフロントミッドシップ。強烈に後方搭載。というかフロント長すぎでしょ。

そしてコクピット。さすがメルセデス、見た目は随分と開放感がありそうです。
ところでこのメルセデスベンツSLS AMG-GT3はガルウイングドアのため横転すると自力でドアが開けられないとのこと。そのために火薬でドアを吹っ飛ばすスイッチがあるらしいのですが、どのスイッチだろう。押してみたい。。。

そしてハンドル周りのアップ。スリーポインテッドスターまでカーボンってすごいなぁ。

リアのウイングのデカいことデカいこと。

このSLSとアウディR8が来年のスーパー耐久でどんな戦いを見せてくれるのでしょう。すごく楽しみです。

関連リンク:メルセデス・ベンツSLS AMG GT3 http://www.mercedes-amg.com/slsgt3/

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
続きを見る
閉じる