日によってすっかり、肌寒くなりましたね。気が付けば秋はあっという間に過ぎてしまった気がします。
クルマの中でも、四季や風を感じることが出来るのが、オープンカー。
実はこれから寒くなる季節にダウンジャケットなどを着込み、あえてオープンエアを愉しむのが、オープンカー乗りのツウな愉しみ方のようです。
しかし、天候が変わりやすい日本の気候では、オープントップの開閉が重要であり、そのスタイルも様々で、ほろを使ったソフトトップを手動で開閉する物から、クローズ状態だとクーペと見間違えるほどの美しさを表現し、電動での開閉により煩わしさから解放されるメタルトップ等
国産車でもオープンモデルが多く存在しますが、このトップの開閉時間を探ってみました(今回は乗るのに比較的現実的な車種を取り上げてます)。
第6位 レクサス SC430 惜しくも生産終了になってしまった、スペシャリティオープンモデル。元々は4代目ソアラとしてデビューしたが、レクサスブランド設立時にリファインしてSCとして登場。開閉時間は国産車としては長い方だが、ロックも自動で開閉できるフルオートメタルトップはレクサスSCの優雅なイメージを壊すことも無い。
メタルトップ:電動開閉約25秒
第5位 レクサス IS350C・250C 数少ない4シーターオープンモデル。大人4人がしっかりオープンを愉しめるモデル。レクサスが本気で作ったと感じ取れるオープンカーのネガな部分を徹底的に排除したモデル。
アルミ製メタルトップはフルオートで約20秒で開閉。走りも欧州車に負けない絶妙なセッティング。意外にもIS250Cの方がIS350Cより、高く評価される事が多い。
メタルトップ:電動開閉約20秒
第4位ダイハツ コペン 軽自動車で唯一のオープンモデル。手軽なサイズと車体価格が100万円台から設定されており、気軽にオープンカーライフを始めることが出来るモデル。
メタルトップ:電動開閉約20秒
第3位 日産 フェアレディZロードスター 言わずと知れた日本を代表するスポーツカー。クーペだけでなくオープンでのスタイルも抜群。336馬力の3.7リッターV6を搭載するハイパワーマシン。
ソフトトップ:電動開閉約15秒
第2位 マツダ ロードスター 日本を代表するライトウェイトFRオープンモデル。現行型では、RHT(Retractable Hard Top)と呼ばれるメタルトップ車もラインナップ。
標準仕様ソフトトップ:手動開閉約5秒 RHTメタルトップ:電動開閉約12秒
第1位 ホンダ S2000 こちらも惜しまれつつ、生産中止になってしまったFRオープンスポーツ。エンジン、サスペンション、ボディ。全てにホンダのこだわりと技術の推移を結集したS2000はいまだに根強いファンも多い。走りだけでなく、トップの開閉も最速。6秒で、風と友達、S2000と一句読みたくなる速さ。
ソフトトップ:電動開閉約6秒
現行モデルでは国産オープンモデルは減ってしまったが、走りだけでなく風を感じられるオープンカー。
ミニバン全盛の今こそ、日本の四季を感じ取りながら乗っておきたいクルマ達なのは間違えないですね。
(井元 貴幸)
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