またしてもスーパーGTとのダブルエントリーでCIVICインターシリーズに臨んだ谷口信輝選手。
谷口選手はポールポジションからのスタートです。
直前まで降っていた雨がやみ、非常にタイヤ選択が難しいところ。谷口選手のチームはスリックタイヤをチョイスします。
さすがスーパーGTと同日開催。番場選手も激励に。
混走のシビック東日本シリーズのポールはGT300でハルヒポルシェに乗っていたTakamori博士。もてぎではハルヒポルシェは走らないのでシビックだけのエントリーとなります。ちなみにこちらはレインタイヤ。
いざレースがスタートすると、タイヤチョイスはレインタイヤに分があったようです。スリックを選択した谷口選手は徐々に順位を落としてしまいます。
レインタイヤをチョイスした東日本シリーズのTakamori選手にまでも襲い掛かられる。いくら雨が上がっても、スリックにはまだ早すぎたのでしょう。
シビックインターシリーズの優勝は井出選手。しかしペナルティーで30秒加算となり繰り上がりで優勝はトモアキ選手となりました。
東日本シリーズはTakamori博士が優勝を決め、シリーズチャンピオンも獲得。
谷口選手はインターシリーズ6位入賞。シリーズポイントでトモアキ選手と同点の80点でしたが、獲得順位の構成により谷口選手のシリーズチャンピオンが決定。
シビックワンメイクレース31年の歴史の最後の年に記念すべきシリーズチャンピオンとなりました。
また谷口信輝選手はスーパーGTとあわせて、この日に2冠を達成したことになります。
さて、残るはスーパー耐久。10月23日の鈴鹿では優勝していますが11月のもてぎ2連戦で首位を守りきれるか。
三冠達成を期待しています。
(北森涼介)