タイヤが明暗を分けたシビックインター【スーパーGT2011第8戦ツインリングもてぎ】

谷口信輝選手
谷口信輝選手

またしてもスーパーGTとのダブルエントリーでCIVICインターシリーズに臨んだ谷口信輝選手。

 

谷口選手のシビック
谷口選手のシビック

谷口選手はポールポジションからのスタートです。

 

谷口選手のシビック
谷口選手のシビック

直前まで降っていた雨がやみ、非常にタイヤ選択が難しいところ。谷口選手のチームはスリックタイヤをチョイスします。

 

激励に来た番場選手と語る谷口選手
激励に来た番場選手と語る谷口選手

さすがスーパーGTと同日開催。番場選手も激励に。

 

東日本シリーズポールのTakamori博士
東日本シリーズポールのTakamori博士

混走のシビック東日本シリーズのポールはGT300でハルヒポルシェに乗っていたTakamori博士。もてぎではハルヒポルシェは走らないのでシビックだけのエントリーとなります。ちなみにこちらはレインタイヤ。

 

谷口選手のM7 JAPAN プロμ シビック
谷口選手のM7 JAPAN プロμ シビック

いざレースがスタートすると、タイヤチョイスはレインタイヤに分があったようです。スリックを選択した谷口選手は徐々に順位を落としてしまいます。

 

谷口選手に襲い掛かるTakamori選手
谷口選手に襲い掛かるTakamori選手

レインタイヤをチョイスした東日本シリーズのTakamori選手にまでも襲い掛かられる。いくら雨が上がっても、スリックにはまだ早すぎたのでしょう。

 

暫定優勝の井出選手
暫定優勝の井出選手

シビックインターシリーズの優勝は井出選手。しかしペナルティーで30秒加算となり繰り上がりで優勝はトモアキ選手となりました。

 

東日本シリーズチャンピオンのTakamori博士選手のディジョンレーシングCIVIC
東日本シリーズチャンピオンのTakamori博士選手のディジョンレーシングCIVIC

東日本シリーズはTakamori博士が優勝を決め、シリーズチャンピオンも獲得。

谷口選手はインターシリーズ6位入賞。シリーズポイントでトモアキ選手と同点の80点でしたが、獲得順位の構成により谷口選手のシリーズチャンピオンが決定。
シビックワンメイクレース31年の歴史の最後の年に記念すべきシリーズチャンピオンとなりました。

また谷口信輝選手はスーパーGTとあわせて、この日に2冠を達成したことになります。

さて、残るはスーパー耐久。10月23日の鈴鹿では優勝していますが11月のもてぎ2連戦で首位を守りきれるか。

三冠達成を期待しています。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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