謎のNSX登場! これはホンモノ?【NSXラグーナミーティング】

NSXラグーナミーティングの会場にズラリと並ぶ黄色いNSXたち。 その中でなぜか高校生達が群がる一台のNSXを発見。 何やら他のNSXと様子がちょっと異なるようです。

実は画像一番奥のNSXはミーティング会場となった愛知県にある岡崎工業高校機械デザイン科の生徒たちが造った原寸大モデルなのです。パッと見にはホンモノ同然。教育実習の一環で担任の海野先生の指導のもと、生徒達が実車を測定しながら図面化、建材のスタイロフォームを貼り合せて削り出しで造りあげたもの。

このNSXを生徒達が造りあげるまでを記録した動画が存在します。

地元のケーブルTV番組にも取り上げられたようです。

動画にあるとおり、ホンダのNSX開発担当者も本校の製作現場を訪問したようですが、生徒達が試行錯誤しながら一台のクルマを造りあげる様子は昨今、若者のクルマ離れが進む中、感動すら覚える光景ですね。

ちなみに、ホイールやドアミラー、テールランプ、サイドエアインテークのダクトなどは実車パーツを使用しているようです。100台を超えるホンモノのNSXが大集合している中に混じって大いにオーラを放っていました。

こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/author/avanti

(Avanti Yasunori )

【画像がすべて見られない方は>>> https://clicccar.com/73320

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる