5月5日はもてぎでV12ホンダF1サウンドに酔いしれたい

東日本大震災の影響を受けた、栃木県のツインリンクもてぎ。

けっして軽い被害ではなかったものの、復旧は確実に進んでおります。

そして、このゴールデンウィークにはスペシャルイベントが目白おし。モータースポーツファンには楽しみな、まさに復興ウィークとなっています。

 

なかでも注目なのは5月5日に予定されている『Honda MUSIC』。


こちらはホンダ・モータースポーツの礎を築いたヒストリックレーサーである二輪レーサーRC181(1967年)と第一期F1マシンのRA301(1968年)という貴重な二台のエンジン始動を見ることができるというもの。

 

場所はホンダコレクションホールの中庭ミニコースで、時間は11:20/15:20(各回約10分)を予定しているそう。

 

え、 RA301といわれても、どんなマシンか想像できないって?

 

はい、こちらです。

 

エンジンはバンク角90度のV型12気筒で、排気量は2993cc、最高出力は440馬力。

40年以上前のレース用エンジンが、動く状態になっているというのはたいへんなことで、そのサウンドを聞けるというのは間違いなく貴重な機会。

 

いまのF1では聞くことのできなくなった12気筒の咆哮を楽しむために、ゴールデンウィークにはツインリンクもてぎを訪れてみませんか?

 

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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