「次期NSX最新コンセプトカー登場か? 」でご紹介したとおり、2代目となる次期NSXの開発が噂される一方で、既存モデルの人気を実感するビッグイベントが10月23日に愛知県で開催されました。自身の生息地に比較的近いロケーションだったので早速様子を覗いて来ました。
三河湾蒲郡のヨットハーバーに面したラグーナ蒲郡に100台を超える色とりどりのNSXが大集合! AM 8:00過ぎの開場と同時に続々とNSXオーナーが集結して来ます。
NSXはホンダが「世界に通用するスポーツカー」を目指して開発したマシンでバブル絶頂期の1989年に発表され、1990年から2005年までの15年間に渡ってフルモデルチェンジする事無く生産されました。総販売台数は1万8,734台だそうで、日本での販売台数は7,415台とか。今でも6,000台以上が現存しているようです。
軽量なオールアルミ製モノコック・ボディ、ミッドシップ・エンジン、後輪駆動の本格派スポーツカーで発売当時800~1000万円のプライスタグが付けられたにも拘わらず、予約注文が殺到。発売されるや納車までに1~2年待ち状態が当たり前でした。
今回のイベント主催は東海地方を中心としたNSXのオーナーズクラブを運営する「Weisse 」ヴァイスさん。2010年に発足したオーナーズクラブで20代から60代までのメンバーが在籍しているそうです。既に静岡支部も出来ているそうで、箱根を中心に活動しているそうですよ。
オーナーズクラブのリーダーである水谷さんは司会進行役の「わかな」さんと共に自称「コスプレ」の痛々しい包帯姿でステージに登場。正午に開会式が行なわれました。前日まで大雨だったのが嘘のように晴れ渡り、日中は汗ばむ程の好天気に。午後からは協賛店提供グッズの抽選会なども行なわれました。
イベント参加車両は品位の有るマシンが多いのがこのクラブの特徴。一台一台マシンを拝見するうちにNSXドレスアップのトレンドが見えて来ます。ともするとサイドビューが大人しいNSXですが、前後のフェンダーにメリハリを付けているオーナーが多く、かなり精悍なイメージに仕上がっていました。
テールランプをショップ製のLEDバージョンに換装しているオーナーも多く、定番のガルウイング・バージョンのデモカー展示も。
会場が海に面しており、ライム・グリーンメタリックのNSXが意外にも風景に溶け込んでいてイイ感じでした。
初めて探訪したNSXオーナーズミーティングでしたが、これほどまでに多くのNSXが一堂に見れるのは多分このイベントぐらいかもしれません。 雑誌カメラマンの姿も多く見られました。
まだ参加したことが無いNSXオーナー&ファンは必見かと。 見学者は参加無料の自由な雰囲気がグッド。それでは日本全国から来場したNSXの数々をじっくり御覧下さい。
(Avanti Yasunori )
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