映画『キャノンボール』再び! GM全面協力、ブラピ主演!!

『キャノンボール』と言えば1981年に公開された米20世紀フォックスと香港ゴールデン・ハーベストの合作による映画で、その中で展開されるハチャメチャなカーアクションは当時大きな話題になりました。アメリカ大陸を市販車でどれだけ速く横断できるかを競う非合法レースを扱った一種のコメディ作品でもあり、東海岸から西海岸のロサンゼルス郊外にあるレドンドビーチまでを数々の検問を突破しながら爆走します。

ランボルギーニやフェラーリ、ロールス・ロイスといった高級車が次々と登場する大迫力のカーチェイスや日本人役ジャッキー・チェンのカンフーなど、見どころが多く、いまだに根強いファンを多く持つ作品。登場する俳優もバートレイノルズやロジャー・ムーア、サミー・デイヴィスJrなど超豪華な面々でした。

今回そのキャノンボールが米大手カーメーカーのGM(ゼネラルモーターズ)の全面協力下でリメイクされる事になったようで、主演はブラッドピット、監督は過去にマドンナとの結婚歴も有る、ガイ・リッチーが担当する模様。

オリジナル版では映画の製作費を節約するために監督自身の赤いフェラーリ308を使ったそうですが、GMが全面協力となれば、使われるマシンは次期コルベットC7や新型カマロなどアメ車ファン涎物の最新スポーツカーが登場する可能性が有ります。

監督のガイ・リッチーは既に速度制限の無いアウトバーンでの撮影も検討しているとか。全編カーチェイス映画、『キャノンボール』がどのようなシナリオで蘇るのか、ファンは今から楽しみな映画となりそうです。

(Avanti Yasunori )

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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