丹野友美チャンがセレブに見える! 過剰すぎない心地好さがミライースの魅力です!!【ミライースのすべて/使い勝手編】


ミライースを一目見て感じたのは、ゴールデンレトリバーの幼犬とでもいうのかな?小さいながらも賢さと骨太な印象を備えていることでした。
アシスタントの丹野友美ちゃんが、いつにも増してセレブに見えるのも、そんなミライースと一緒だからかもしれませんね。

ミライースは、軽自動車で主流の背高ワゴンではありません。全高は1500mmなので、軽自動車の中では低い部類に入ります。
それでも、大人4人が過不足なく乗れる空間を確保しています。シートポジションも少し高めだから、見晴らしも良さそうです。

インパネのデザインは、今時珍しくシンプルそのもの。ごちゃごちゃしていない方が、日常使うにはちょうど良いと感じます。
メーターはデジタルメーターが標準で、新しさを演出しています。特に高いグレードには、速度表示の左右に液晶パネルを備えており、右側は燃料計や平均燃費、左側ではアイドルストップやバッテリー充電の様子が表示されます。また通常ではブルーのイルミネーションのですが、エコ運転になるとグリーンに色が変わり、運転状態をアシストしてくれます。ゲーム感覚でエコなドライブが楽しめそうですね。

また最廉価グレードを除き、CDオーディオが標準で付いてきます。アルミ調のデザインはインパネのアクセントになっていて、見映えにも貢献しています。
ミライースは、収納も荷室も平均的ですが、本当に普通に必要な分を装備しているから、シンプルで使い易いと思います。

ただ装備面では2つの不満点があります。ひとつは、全車リアシートのヘッドレストが付かない事。オプションでも付けられないのは、全くいただけません。
2つ目は、オーディオのレスオプションができない事です。カーナビ等に付け替えたら、オーディオが無駄に余ってしまうのです。エコの精神に反しているようで、残念でなりません。
これらの価格を安くする工夫には、行き過ぎ感があります。すぐに対応できる事なので、マイナーチェンジと言わず、早急な改善をお願いしたいと思います。

ミライースは、FFなら全てのグレードで30km/lの低燃費を達成しているのですから、本当に素晴らしいと思います。デザインも装備も空間も、過剰すぎない心地好さがミライースの魅力といえそうです。

(拓波幸としひろ)