大都市に溢れかえるバイク、ベトナム政府もいよいよなんらかの対応が必要と、交通規制検討に動き始めました。しかし庶民の足であるバイクはまだまだそうそうに減産とはならないでしょう。
ベトナムのホーチミンでざっと見ただけのバイク市場の印象ですが、ホンダが7割以上は占めているのではないかと思われるほど。この5年間のベトナムでの販売台数の累計では、ホンダはなんと700万台以上とも言われています。年間200万台以上の生産をこなすために、ホンダは今年の7月にハノイ方面に新工場を設立すると発表もしています。
交差点で30分、賑やかさを撮影していると、20秒の信号待ちで50台集結としても、なんと1時間で150台×60分=9000台の通過!仮に4時間同じ交通量、半減した交通量4時間、さらに1/4の8時間とした場合でもホーチミン市内のある交差点で一日に9000台×4+4500台×4+2250台×8で7万2000台は通過。全土に渡る大都市でのバイク交通量は?倍なのか、まるで分りません。
ベトナムの人口は8300万人ほどと言われてますが、高齢者の比率は少なく若者が多い分布。バイクに乗れる人口は5割以上。どう少なくみても4人に一台の普及となったら2000万台!日本の年間の二輪車販売台数はここ5年で半減に向かい70万台から38万台(日本自動車工業会)になってます。
交差点わきでパンク修理などバイク修理業を営むおじさん。
(游悠齋)