いよいよチャンピオンの中のチャンピオン川畑(右)と本日の追走チャンピオン佐久間(左)の対戦です。
このふたり、チームTOYOで同じチームメイト。佐久間のほうが先輩ですが、一般的には川畑のほうが実力は上とされています。
まずは1本目、先行川畑(白のホイール)、後追い佐久間(オレンジのホイール)。普段からよく一緒に走っているだけあって、佐久間は思い切り突っ込んで行くことができ、川畑からアドバンテージを奪います。
しかし、前後入れ替わって2本目、さすがに川畑も思い切りよく佐久間に食い込んでアドバンテージを取り戻し、まったくのイーブンとしてサドンデスに持ち込みます。
また川畑先行の3本目、今日の佐久間はまったくぶれることなく、同じように鋭い走りで再びアドバンテージを奪取します。この完璧な走りに会場からも歓声が上がっています。
そして、佐久間先行の4本目、川畑にわずかな遅れがあり、結果として佐久間がアドバンテージを守りきり、佐久間の優勝となりました。
これには川畑も悔しそうというよりもうれしそうでした。
GPスポーツの駒形さんもよかったですね。
というわけで、本日の対戦、追走では佐久間達也、単走では上野高広がそれぞれ頂点を極めました。
次回のD1はいよいよファイナルとなる富士です(10月23日予選、24日決勝)。
優勝争いはまだまだわかりません。楽しみですね。
(小林和久)