川畑vs佐久間の同門対決はナント佐久間の勝利!【D1 CHAMPIONS in セントレア】

いよいよチャンピオンの中のチャンピオン川畑(右)と本日の追走チャンピオン佐久間(左)の対戦です。

このふたり、チームTOYOで同じチームメイト。佐久間のほうが先輩ですが、一般的には川畑のほうが実力は上とされています。

まずは1本目、先行川畑(白のホイール)、後追い佐久間(オレンジのホイール)。普段からよく一緒に走っているだけあって、佐久間は思い切り突っ込んで行くことができ、川畑からアドバンテージを奪います。

しかし、前後入れ替わって2本目、さすがに川畑も思い切りよく佐久間に食い込んでアドバンテージを取り戻し、まったくのイーブンとしてサドンデスに持ち込みます。

また川畑先行の3本目、今日の佐久間はまったくぶれることなく、同じように鋭い走りで再びアドバンテージを奪取します。この完璧な走りに会場からも歓声が上がっています。

そして、佐久間先行の4本目、川畑にわずかな遅れがあり、結果として佐久間がアドバンテージを守りきり、佐久間の優勝となりました。

これには川畑も悔しそうというよりもうれしそうでした。

GPスポーツの駒形さんもよかったですね。

というわけで、本日の対戦、追走では佐久間達也、単走では上野高広がそれぞれ頂点を極めました。

次回のD1はいよいよファイナルとなる富士です(10月23日予選、24日決勝)。

優勝争いはまだまだわかりません。楽しみですね。

 

(小林和久)

この記事の著者

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小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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