これって水上を走れる乗り物でしたっけ?【250万回再生されたATVの衝撃映像】

ATV(All Terrain Vehicle)というのは、四輪バギーとも称される乗り物で、オートバイよりも安心して悪路を走れることから海外では砂地やラフロードで、その走りを楽しむ愛好家は少なくありません。

 

基本的にはオートバイと似た構造なので、有名メーカーは二輪と共通。この動画に出てくるのはヤマハのRaptor700という上級モデル。

 

もちろん悪路走破性を求めて作られたものですが、その走行ステージとして想定サれているのは地面の上。

 

しかし、250万回近く再生されている、この動画においてRaptor 700が走っているのは地面ではありません。

 

 

 

なんと水深5~7フィート(1.5~2m)もの水たまりを走り抜けているのであります。

 

動画をアップしている人による解説では、いわゆる「ハイドロプレーニング現象」を利用しているということ。

 

一般的なハイドロプレーニング現象とは雨中の高速走行において、タイヤと路面の間に水膜ができてタイヤが浮き上がる現象ですが、速度をあげて水たまりに突入することで水面で同じような現象を起こし、タイヤを浮かせたまま水上を走り抜けているのだとか。

 

ウソだと思ったら、自分の目で確認あれ。

驚くこと請け合いです。

 

 

誰もが最初から成功するわけではないので、安易に真似されないようご注意ください。

念のため、失敗例の映像もチェックしておくことをオススメします(笑)

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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