G’s版 Vitz RSがグンと『男前』になった訳を徹底解剖!

Vitz RSのG’sバージョンが 10月3日に発売されるそうです。

そもそも「G’s」とはGAZOO Racingの開発チームがトータルチューニング、ベースモデルと同じ工場ラインで生産する事で「走りの味」、「クルマの楽しさ」をリーズナブルな価格でより幅広いユーザーに提供しているトヨタのスポーティ系ブランド。

中でも今回発売となる「Vitz RS G’sバージョン」は足回りに専用のスポーツ・チューンが施され、パフォーマンスロッドの採用や溶接スポット点数の追加によるボディ剛性の向上と、床下気流の整流、17インチホイール&タイヤの採用などで操安性がかなり向上している模様。

では早速、フロント廻りから見て行きましょう。

G's Vitz RS

オリジナルの独特な「アク」の強さが消えて、スッキリとしたスポーティな顔に改められています。その訳はフロントバンパーを丸ごとデザインし直しているのがポイント。ヘッドランプ形状を変更すること無く、バンパー側の変更のみで見事に『男前』に変身させています。

現行 RS

ラジエータグリルを小型化してエンブレムを廃止、そのスペースを使って伸びやかなノーズを形成しているところがミソ。

 リア廻りもバンパーが丸ごとデザイン変更されており、大型マフラーの採用と相まってなかなかイイ感じに仕上がっています。

G's Vitz RS

余興でホワイト・ホイールを履かせてみたのですが、これまた良く似合いそうです。何やら「アバルト・グランデプント」風の匂いもしますが、これはこれで大いに「アリ」ではないでしょうか。

アバルト グランデプント

いきなりグンと男前になった「Vitz RS G’sバージョン」、お値段は、5速MT車、CVT車ともに189万円。ベース車が5MT:172万円 CVT:179万円ですから、確かにリーズナブルな価格設定と言えそうです。  専用装備の数々は こちら

こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/2011/05/23/25457

(Avanti Yasunori )

【画像がすべて見られない方は>>> https://clicccar.com/58801  】

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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