豊田章男社長キモ入りプロジェクトG’sの第2弾はヴィッツだった!

ついに……というべきでしょう。G’sの第2弾が発表されました。

豊田章男社長キモ入りのプロジェクトとして進んでいる、トヨタの“社内スポーツブランド”が「G’s(G-SPORTS)」。昨年ミニバンのノアとヴォクシーで登場して以来新型車がなく、次の一手が注目されていました。

で、その第2弾のモデルは、なんと「ヴィッツ」。

今年1月の東京オートサロンに参考出品されていたので予想はしていたのですが、こうして現実となるとうれしいですね。

トヨタによると

“G’s”とは、より幅広いお客様に「走りの味」「クルマの楽しさ」を提供するために、GAZOO Racingのテストドライバーがトータルチューニングを施し、「意のままに操れる」ハンドリング性能を実現するとともに、架装工程のインライン化などにより、お求めやすい価格設定としたスポーツコンバージョン車シリーズである。

今回、新設定した“G’s”は、「走りの楽しさ」「操る喜び」を追求するため、コイルスプリングやショックアブソーバーに専用チューニングを施したサスペンションを採用。さらに、パフォーマンスロッドの採用や溶接スポット点数の追加によりボディ剛性を向上させるとともに、床下気流を整流化し優れた操縦性を実現する空力パーツを各所に配したほか、高剛性かつ軽量の専用17インチアルミホイール、高性能タイヤを採用することで、リニアな操舵フィーリングを実現している。

また、専用のスポーツブレーキパッドをオプション設定した。

外観では、専用デザインのバンパー(フロント・リヤ) 、フロントグリルや大型マフラーを採用するとともに、“G’s”エンブレムをフロントフェンダーならびにバックドアに配したほか、フロントLEDイルミネーションビームやブラック加飾のヘッドランプ・リヤコンビネーションランプなどにより、圧倒的な存在感を表現している。

内装では、“G’s”ロゴ入り専用シート表皮やレッドステッチを施したステアリングホイール・シフトレバーノブを採用したほか、カーボン調加飾のインストルメントパネル・ドアトリムや、アルミ製のアクセル&ブレーキ&クラッチペダル(5速マニュアル車のみ)などにより、スポーティ感を演出している。

とのこと。

エクステリアに関しては、基本デザインはオートサロンのときと変わっていませんね。トランスミッションは5速MTとCVTが選べ、どちらも価格は189万円です。
ちなみに次は、プリウスに加わるのではないか?というのがボクの超個人的な予想。時期はマイナーチェンジと同時じゃないでしょうかね。

ところで、ターボ仕様はいつ出るんでしょうか?

 

(工藤貴宏)

【画像がすべて見られない方は】https://clicccar.com/2011/09/07/58597

 

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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