ボタン操作で加速、減速、復帰もできる。オートクルーズ機能を搭載したスロットルコントローラー

さまざまな電子パーツをリリースしているピボット(http://pivotjp.com/)から、新しいスロットルコントローラーがまもなく発売されます。スロットルコントローラーといえば、アクセルペダルを踏んだときのアクセルが開く特性を変更できる部品ですが、この3-drive αも、ノーマル状態よりもアクセル開度が大きくなる(開くのが早くなる)スポーツモードで7段階、ノーマル状態よりもアクセル開度が小さくなる(開くのが遅くなる)ECOモードで5段階の設定ができます。

3-drive αのコントローラー部を正面から見たところ。表示部の左の丸いところがスイッチになっていて、各種操作ができる。

また、ユニークなのは、オートクルーズ機能がついていること。そして本体スイッチでも設定速度を上げたり下げたりできるほか、オートクルーズを解除したあとにまた以前の設定速度に復帰できるという機能を持っていることです。

3-drive αのコントローラーは、高さ22×幅78×奥行き14mm。このほかに高さ22×幅70×奥行き50mmのユニットも付属する。

オートクルーズで設定可能な速度は30〜140km/h。うまく使えば、ドライバーのアクセル操作で速度をやや上下させながら走るよりも燃費がよくなるそうですし、スロットルコントローラーのECOモードも燃費の改善に役立てられるかもしれません。オートクルーズはアクセルペダルでも設定速度の変更が可能。また、ブレーキを踏めば即解除されるので、安全性もじゅうぶん配慮されているようです。

ハイエースへの装着例(シフトレバーの上部)。コントローラーは小型なので、手が届く位置に簡単に取り付けることができる。

3-drive αは、9月中旬発売予定。価格は、2万7300円(税込)です。装着の際には、車種別専用ハーネス(別売)が必要です。

(まめ蔵)

【リンク切れ、画像がすべて見られない方は】 https://clicccar.com/2011/08/18/52400

 

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まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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