1983年に登場した「AE86」が28年経って、今や「名車」として崇められる存在に。先日、富士スピードウェイのイベントで「AE86」オーナーが集結した際にもトークショーに出演した「ドリキン」こと、土屋圭市氏所有の「ハチロク」がステージ脇に展示されていました。
下画像は土屋氏所有の「AE86」。
見た目に保存状態も上々で、色々と手が入っている事は一目瞭然でしたが、このクルマに一体どれくらいのお金をかけているのか興味が有るところ。土屋氏曰く、25万円で買ってレストア・ボディ補強等で+300万円かけたとか。
それはそれで驚いた訳ですが、一方で当日ズラリと集まったAE86達は一体如何程のお値段のクルマをベースに弄っているのか興味が湧いてきました。当日取材に来ていたweb CGが現在の「ハチロク」の中古車市場相場を調べたたようで、それによると、最安値が修復歴有りの24.8万円で最高値が16.7万㎞走行したワンオーナー車の386万円だったそうです。
正にピンキリですが、なぜそんなに高いのだろう?と思い自身でも相場を調べてみました。すると・・・ 有りました! ズバリその物件が。
それもその筈、事故歴無し、内装・外装フルレストア済み、車庫保管車となっています。それだけでは有りません。見るからにエンジンに手が入っています。そのままモータースポーツに使えそうな上物。そして最安値の対象車も発見。確かに程度は「それなり」のようです。
総じて事例のような両極端なクルマを除けば、50~90万円辺りが相場でしょうか。それにしても、本来なら逆に廃車費用の方が高くつく20年以上前、且つ走行10万㎞以上の「ハチロク」が未だに当時価格の1/3~1/2程度の高値で売買されている訳ですから大いに驚きです。
値落ちが少なく、時代を超えて末長く付き合えるクルマこそ、これからの本当の「エコカー」なのかもしれません。
こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/2011/08/08/49964
(Avanti Yasunori )
【画像がすべて見られない方は>>> https://clicccar.com/50448】