バジャイ(BAJAJ)はインドネシアの3輪タクシー。
手前のはヘッドライトをカスタマイズしているバージョンでしょうか。後ろのヤツが一般的です。
元々はインドのバイクメーカーがイタリアのPIAGIO社から3輪車のライセンス生産を始め、それがインドネシアにも流入して根付いた歴史があるようです。
元々庶民の足として普及したようですが、現地のかたに聞いた感じではほとんどが観光用で、タクシーより快適でないのはもちろんですがボッタクられたりすることもあり、日常の足としてはそれほど機能しなくなったんじゃないか、とのことでした。
ちなみに、こちらは実用してる感じですね。
タクシーではないと思いますので、乗らないようにしましょう。
3輪タクシーといえば、日本ではタイのトゥクトゥクが有名な気がします。
ですが、これはストレッチリムジンなので、こちらも庶民の足ではないでしょう。
そして、こちらが先日発表された我が日本の光岡「雷駆(ライク)-T3」です。
発表の場で、アジア諸国には3輪車が庶民の足として、また日常の運搬業務にとても活躍しています。なので、日本でも・・・というようなことが述べられていたと思いましたが、いまさら東南アジアの3輪車を真似するのか、そもそもそっちも減少傾向にあるんだけどな、と思いました。
(小林和久)
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