さすがの中国人もビックリ! 驚愕の中国車クラッシュテスト映像!

前回、【お待たせしました、また出ました!「アレに似てる」中国車!!】でお届けした中国車繋がりの話題ですが、アジア系メディアによると、今年に入って中国製国産車の売れ行きが激減しているそうです。その理由にはやはり衝突安全性への不信感が影響している模様。

http://www.youtube.com/watch?v=g5SRyG6UR2A&feature=related

上の衝撃映像はクラッシュテストの様子ですが、Aピラーが折れてキャビンがグシャッと損壊しています。

ドイツ自動車連盟が行った一連の安全性テストの動画が公開され、その「壊れっぷり」がかなり物議をかもしたようで、改めて日本車との性能差が歴然とした次第。 中東を含めアジアの人達も流石に「安かろう、危なかろう」に気付いた事が現在の販売台数減に繋がっている模様。それを受けて、最近では日本・欧州のカーメーカーとの合弁会社製のクルマが中国でシェアを大きく伸ばしているようです。

おりしも「自国独自技術」のフレコミの高速鉄道が今回の衝突脱線事故により他国との競争重視、安全性への配慮欠如が明るみに出て、中国国内でも大きな問題になっているようです。事故車両の素早い解体、穴埋め、報道対策での再掘り起こしといった一連のニュースでこの国の「安全意識レベル」が既に世界に発信されてしまいました。

このような状況の中で、中国製自動車の「安全性」が今まで以上に問われる事は間違い無いでしょう。

こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/2011/07/31/47405

(Avanti Yasunori )

【画像がすべて見られない方は>>> https://clicccar.com/2011/07/30/47074  】

 

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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