マジすげえ!エアチェンジネットは効果絶大

筆者の2001年式VWポロGTI
筆者の2001年式VWポロGTI

現在の筆者の愛車は2001年式VWポロGTI。走行距離14万キロというかなり使い込んだ車体です。がっつり整備しているのでサーキットでのスポーツ走行ができるくらいは調子がいいのですが、夏場になるとエアコンで低速トルクが食われてしまい、信号発進などでもたついてしまいます。

 

 

セラテックジャパンのエアチェンジフィルター
セラテックジャパンのエアチェンジフィルター

7月29日、筑波サーキット コース1000で行われた某E誌のドライビングレッスンに参加した際、セラテックジャパンという会社が出している「エアチェンジネット」という商品の無料モニターができるというので真っ先に立候補。その場で取り付けをしてもらいました。

 

 

エアチェンジネット取り付け風景
エアチェンジネット取り付け風景

これ、どういうものかというと、ネットを通過した酸素をイオン化して燃料との結びつきをしやすくするというもので、効果は低中速トルクのアップだということです。

実際に取り付けしてもらって効果のほどを、とエアコンをかけた状態でアイドリングのプラス200回転くらいでクラッチを繋ぐと、なんとスルスルと発進してくれるではないですか。いつもはエアコンをかけた状態だと2000回転くらいで繋がないとまともに発進してくれなかったポロが、本当にスルスルと発進したのです。

エアチェンジネット、マジすげぇ!

ただし、サーキット走行においての高回転側での効果はポロGTIではわかりませんでした。
しかし低中速のトルクは間違いなくアップするので積極的に低い回転で高いギアを使って走れば、かなり燃費アップにもなります。

部品代が写真のもので12000円。取り付け工賃は車種ごとにエアクリーナーの位置が違うので要見積もりということです。

言い忘れていましたが、このネットはエアクリーナーの空気取入れ口に取り付けます。エアフローメーターに異物混入防止ネットがあるクルマに限ってエアクリーナーとエアフロメーターの間に装着できます。筆者のポロの場合は後者の取り付け方法でした。

問題は取り扱い店舗が少ないこと。ググってみても取り付けした人のブログばかりが目立っていて、どこで売っているのかさっぱりわかりません。ですので興味のある方はリンクのサイトから問い合わせをしてみてください。

セラテックジャパン
http://www.ceratec-j.com/index.html

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
続きを見る
閉じる