日本自動車連盟(JAF)が、今年も「自動車税制に関するアンケート」を開始しました。このアンケート、毎年のように実施されていて、その結果を見たことがある人も多いのではないかと思います。アンケートの結果は、自動車ユーザーの声を税制改正要望として政府へ届けられるため、我々ユーザーとしても、大事なアンケートなのです。
アンケートは、以下のような項目が並んでおり、全10項目中9項目までは選択肢になっているため、さっと答えるだけなら5分もあればすべて回答できてしまいます。
あなたは自動車にかかる税金を負担に感じますか?
本来の約2倍もの税率(旧暫定税率)が上乗せされたまま税率が維持されていることについてどうお考えですか? その理由として、もっとも当てはまるものを1つだけお選びください。
自動車重量税は、昨年度より若干負担が軽減されたものの、平成21年度に一般財源化され、その課税根拠を喪失したこととなるため、自動車重量税は廃止すべきという意見もあります。このことについてどうお考えですか?
自動車を購入の際には、消費税と自動車取得税(5%)という似かよった税金が同時(2重)に課せられます。このことについてどうお考えですか?
ガソリンには、ガソリン本体の価格にガソリン税が加算され、それらの合計額に、さらに消費税が課税されるという(税に税が課せられる)仕組みとなっていますが、このことについてどうお考えですか?
このように、自動車を持つ人の大半が不満に思っている自動車税制がピンポイントでアンケートの項目になっており、それに答えると政府に届けられるというのですから、これは答えないわけにはいきません。
私も、毎年、ゴールデンウィークになると、あの不幸の手紙がやってくると憂鬱になりますし、ガソリンを入れるたびに頭の中で金額を計算してしまいます。自動車重量税は廃止してほしいですし、ガソリンの2重課税も勘弁してほしいものです。みなさんも、この機会だから、ぜひアンケートに答えませんか?
(ジム加納)
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