フツウのチョロQはもう新作が出てなかったって知ってました?

プルバックという言葉を一般用語にしたのがチョロQだと思います。

トミーのトミカ、タカラのチョロQといえば、日本を代表するクルマのおもちゃの金字塔でしたね。

ご存知の通り、トミーとタカラは合併してタカラトミーとなったんですが、まあ、こちらとしては趣味や遊びのモノですが、作ってるほうはビジネスです。効率や採算を考えなければなりません。

で、トミカもチョロQも毎月“新車”を追加していたんですが、チョロQのほうはすでに新車の追加をしなくなっていたんです(その分、単価の高いチョロQハイブリッドなどは追加されています)。

それでは寂しすぎる!と、スタンダードチョロQが復活します。復刻ではなく新規に型を起こして作り直して、初心を振り返るようにチョロQ ZEROとネーミングされています。

さすがに以前のように300円台で出すことは困難だったようで、じゃあ、キチントしたものを作ろう、ということで、価格は1000円オーバーとなりそうですが、細部の作り込みには十分こだわっています。

9月下旬頃、トミーテックから発売の予定です。

(小林和久)

 

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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