ある意味子供から大人までホントに使えそうなトヨタ純正のiPhoneアプリ

小さいお子さんをお持ちのかたから、よく「渋滞中に子供が退屈してしょうがないけどなんとかなんない?」という質問をされることがあります。

まあ、大概は「後席モニター付けて、トムとジェリーのDVD見せるのが一番じゃないっすかね」と答えていました。

が、もしかすると、これいいかも?というiPhoneアプリが登場しました。それも、世界最大級の自動車メーカーであるトヨタ様からです。

GPS機能を使ったARナビのようなものですが、それを子供用にしてしまった発想が素晴らしい。

アプリを起動させるとガレージから始まります。

クルマ(実車)が走り出すと、そのクルマは「パパカー」となり、iPhone上の自分(子供)のクルマも走り出します。GPSを使って子供のクルマは自動的にパパカーを追いかけますが、左右に動くことは可能です。

途中に出てくるはお店や施設のランドマークアイコンをゲットしてポイントが貯まっていきます。

 

移動距離や貯めたポイントはアップロードして「ゲームセンター」に表示され、世界中の子供たちとランキングを比べることができます。

子供の暇つぶしと思ってましたが、考えてみると、ここに広告を出すことができますよね。

マクドナルドのポテトアイコンをゲットさせ、お店でそれを見せれば無料券になるようにしてリアルにお店に誘導する、とかありかも。そうなると子供がマックに行ってくれ!とうるさそうなので、最初の質問の答えにはふさわしくなくなるかも知れませんが。

もしかすると、それをホンダインターナビのようにフローティングカーデータのように使えるかも知れません。

改めて、バーチャルとリアルを繋いでビジネスにも繋がる可能性が端末にはまだまだあるんだなと思いました。

詳細はコチラから>>>http://itunes.apple.com/jp/app/backseat-driver/id433843799?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

(小林和久)

リンク切れ、画像が見れないかたは>>>https://clicccar.com/41677

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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