「紅の豚」が乗るサイドカーはロシア製でした【萌車フェスティバル2011】

郡上市めいほうスキー場で行われた「萌フェス」で見かけた痛単車です。エンジンを見るとBMWのRシリーズに搭載されている「フラットツイン」にそっくり!しかもチェーンではなくシャフトドライブなんです。でも、どう見てもBMWには見えません…

さっそくオーナーのポルコ氏にたずねると、こちらのサイドカーはロシアの「ウラル」というメーカーのものだそう。

なんでも第二次世界大戦中にロシアが「BMW R71」をスウエーデンからひそかに持ち出し、これを研究して(つまりパクリ)作ったのがこの「ウラル」だそうです。基本設計はこのままに改良を重ねながら今日まで作り続けているのがこの画像のサイドカーというわけです。

この「ウラル」サイドカーといっても実は後輪2輪駆動なんですよね。見てください、後輪とサイドカーのハブがドライブシャフトで連結しているのが見えるでしょう。ポルコ氏いわく、「デフが付いてますのでコーナーリングも軽快なんですよ」とのこと。トラクションがかかるので悪路の走破性も良いそうです。

ちなみにお値段は新車で150万前後。

【画像がすべて見られない方は】 https://clicccar.com/2011/07/11/41594

詳しくは「ウラル・ジャパン」http://www.ural-jp.com/products.htm

(テングダンディ)