7月9日(土)正午ちょうどに全日本ラリー選手権第5戦「M.C.S.Cラリーハイランドマスターズ2011」がスタートです。4カテゴリー43台が2日間をかけてこの高山市郊外のタ―マック(舗装道路)を競い合います。
セレモニアルスタートはここ、「アルコピアスキー場」駐車場で行われました。ファンの歓声を受けながらゲートをくぐりぬけ、いざスタートです。ドライバー、コ・ドライバー(助手席のナビ)とも緊張気味でインタビューに答えていましたね。
そういえば、コ・ドライバー(助手席のナビ)に女性の方が多いのにびっくりしました。細い林道を全開で駆け抜けていくマシンの助手席で淡々とペースノートを読み続けるのってドライバー以上に恐怖なはずなんですけどね。ジェットコースターの比じゃありませんから。
というのも、ラリーカーはカーブに差し掛かってからハンドル回していたら到底間に合わないスピードでカッ飛んでいくんです。先の見えないドライバーにハンドルを切ってクルマを横に向けさせるのがコ・ドライバーの役目。「右45、3速全開」っていわれたら、カーブなんて見えなくても右にハンドル切ってアクセルベタ踏みするのがラリードライバーなんです。
もちろん言い間違えたらそこでおしまい。(たぶん)そんな緊張感と猛烈な嘔吐感に襲われながらもノートから目が離せないという苛酷な任務なんですよ。
そんなわけで、セレモニアスタートの画像集ご覧ください!