クルマ版機関車トーマスのようなアニメ「Olly The Little White Van」は「カーズ2」とは目が違います

映画「カーズ2」の日本公開は7月30日ですが、アメリカでは1ヵ月以上早い6月24日から公開が始まり、熱狂的なファンが詰め掛けているようです。それと時を同じくして、イギリスでも、もうひとつのカーズがスタートします。

「Olly The Little White Van」がそれで、園児を対象とした3D CGIアニメーションです。一流のスタッフにより、全52エピソードが1話5分で作られる予定で、カーズ2のアメリカ公開から遅れること2日の6月26日からイギリスのテレビで放送を開始します。海外の多数の放送関係者とも交渉しており、日本での放送の可能性もあるようです。

それぞれのエピソードは、白くコンパクトなバンのオーリーを主人公に、オリジナルソングとともに、さまざまなミニアドベンチャーを繰り広げます。クルマがカーズと同じように擬人化されており、多数の擬人化されたクルマのキャラクターが登場するようです。ただ、カーズと違い、人も主要なキャラクターとして物語を彩ります。

また、カーズとの大きな違いは、見てのとおり、キャラクターの目がフロントガラスではなく、ヘッドライトになっていることです。カーズの場合は感情表現しやすいフロントガラスに目が付いていますが、クルマの顔は、やはり、口がエアインテーク、鼻がエンブレム、目がヘッドライト、だと、しっくりきますよね。

なお、本作は、イギリスの有名な玩具メーカーであるホーンビィが制作しています。ホーンビィといえば、鉄道模型のホーンビィモデルレールウェイズ、スロットカーのスケーレクストリック、プラモデルのエアフィックス、ミニカーのコーギーなどを所有する巨大メーカーです。本作も、2012年春には、玩具として売り出されるようで、カーズのように人気が定着する可能性もありそうです。

「Olly The Little White Van」オフィシャルサイト

【リンク切れ、画像がすべて見られない方は】https://clicccar.com/2011/06/25/36834