「ストラーダ」の中間グレードであるHシリーズにニューモデルが2機種追加されました。市販カーナビの操作といえば、直感操作が可能なタッチコントロールが定番ですが、画面をなぞったり、フリックやドラッグ、タップしたりとiPhoneやiPadがもたらしたインターフェイスはすっかり身近になりましたよね。スマートフォンよりも大きな7型液晶が主流のカーナビでも時間の問題と思われていましたが、「地デジ化」や車載用ブルーレイディスクプレーヤーのリリースなど、新しい分野に積極果敢に打って出るパナソニックらしく、インターフェイスの面でもじつに積極的です。
ソニーの「nav-u」がジェスチャーコマンドを以前から採用していますが、自宅への帰宅ルートを引く際は「屋根の形」を画面上に描くなど、コマンドを覚える必要があります。この「H」シリーズは、フリックやドラッグにより直感操作が可能で、地図のスクロールやメニュー移動ができるのが売りで、とくにストレスの元になりやすいスクロールがスムーズにできるのが魅力です。
さらに、地図画面はパソコンやスマホ、タブレット系でもメインストリームになりつつあるフルスクリーン表示に対応しています。近くのパーキングを探そうかなと必要なときは画面に手を近づければ「ダイレクトランチャー」という、ユーザーの使用頻度の高いメニューを呼び出せます。
「CN-H500WD」は、200mmのワイドコンソールに対応、大画面が魅力だ
こちらはCN-H500D。2モデルともに市場想定価格は23万円前後で、発売日は8月12日
フルスクリーンマップにより画面いっぱいに地図を表示できるのが魅力。
センサーに手を近づければ画面の一番下に「ダイレクトランチャー」という使用頻度の高い機能のメニュー表示ができる。
(塚田勝弘)
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