高速道路の土日休日1000円は終了しましたが、新しいETCの休日割引がはじまります 

本当に終わっちゃいましたね。土曜休日のETC1000円上限制度が。まるで別れを惜しむようにテレビで盛んに報道されて、有終の美を飾れたのではないかと思います。あとは、復活する日を待つだけ……。

そんなETC休日1000円上限制度のかわりにひっそりとスタートする土日祝日のETC割引があるのをご存知ですか?

その名も「ETC休日特別割引」。

割引内容は、
●地方部の高速道路は終日約50%の割引
●東京大阪近郊は午前6時から午後10時まで約30%割引
午後10時から午前6時までは約50%の割引
というものです。

え、どこかで聞いたことがある内容……???

そうなんです、実は上限1000円制度が始まる前の休日割引制度に戻ったんですよね。内容もそのままです。
だから、「新しい」のではなく「復活」が正解です。

この新しい、いや復活した割引は、1000円という上限がなくなり、今まで1000円で走れていた部分が「正規の値段の半分になる」と考えれば分かりやすいです。

計算してみると、東京(練馬)~軽井沢間なら昼間でも2000円(都市近郊区間を除けば1300円)、東京(八王子)~河口湖間なら950円となり、1000円上限時代とほとんど変わらない通行料金になります。

1000円上限が終わったから、遠くまでの旅行は身近ではなくなったのも事実。でも、片道150キロくらいのドライブなら高額な高速料金を気にすることなくこれからも気軽にドライブできそうですよ。

 

自動車関係の税金はかなり払っているボクの本音としては、割引なんていいから早く無料化して欲しいのですがね……。

 

(工藤貴宏)

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この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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