ホンダフィットシャトルがエアウェイブと共通している意外な点

フィットシャトルは、フィットと比べて全長を510mm長く、荷室容量を168Lも増やしたワゴンスタイルのニューモデル。

じつは室内長もフィットの1825mmに対して、シャトルでは1905mmと伸びているのですが、やはりラゲッジスペースの拡大が最大のニュース。

そして、フィットシャトルのデザインには、ラゲッジスペースをアピールしつつ、人と荷物をしっかりと分けて見せるという思いが込められているとのこと。

 

さて、そのポイントとは?

 

それが、こちら。

特徴的なリアクォーターピラーの形状です。

 

 

 

ところで、このクォーターピラーのトライアングル形状といえばコンパクトワゴン「エアウェイブ」にも、これほどではないにしても似たような形状が採用されておりました。

エアウェイブ(2005年)

 

エアウェイブといえば、初代フィットのメカニズムを利用した兄弟的なモデル。

 

コンパクトのベストバイを実現したという、フィットシャトルの登場は、過去の流れからも必然だったといえそうです。

 

(山本晋也)

 

 

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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