高速道路の休日上限1000円や無料化などが最長6月22日で終了する正式なお知らせです

東/中/西日本高速道路(株)及び本州四国連絡高速道路(株)から、高速道路の料金に関するお知らせがオフィシャルに来ましたので、抜粋してお伝えします。

東日本大震災に対処するために必要な財源を確保するため、平成23年度第1次補正予算及び関連法案が成立したことを受けて、以下の措置といたします。

ご理解いただきますようお願い申し上げます。

【 1 】 休日特別割引の地方部上限1,000円の終了について(6/19まで)

【 2 】 高速道路 無料化社会実験の終了について(6/19まで)

【 3 】 6月25日(土)からの休日特別割引について

【 4 】 ETC時間帯割引等について

 

【 1 】 休日特別割引の地方部上限1,000円の終了について(6/19まで)

休日特別割引の地方部料金を上限1,000円とする制度は、平成23年6月19日(日)をもって終了いたします。これに合わせて地方部料金における特定区間の乗継特例も終了いたします。

◇◇◇ ご注意ください ◇◇◇

6月19日(日)以前に入口料金所を通過し、6月22日(水)24時までに出口料金所を通過した場合も地方部料金が上限1,000円になります。

 

【 2 】 高速道路 無料化社会実験の終了について

東/中/西日本高速道路(株)管内の一部区間で実施しておりました、「高速道路 無料化社会実験」は平成23年6月19日(日)24時をもって終了し、6月20日(月)0時からは有料となります。

◇◇◇ ご注意ください ◇◇◇

6月19日(日)以前に入口料金所を通過し、6月22日(水)24時までに出口料金所を通過した場合も無料化社会実験の対象となります。

 

【 3 】 6月25日(土)からの休日特別割引について

6月25日(土)からの『休日特別割引』は、次のとおりとなります。

■対象日

土曜/日曜/祝祭日 及び 平成23年11月4日※

※上記の他にも割引の対象となる日があります。

■対象道路

全国の高速国道(沖縄道を除く)と一部の一般有料道路

■対象車種

軽自動車等及び普通車

※中型車、大型車及び特大車は対象外です。

■割引内容

□地方部(東京・大阪近郊以外)

終日 → 最大50%割引

 

□東京・大阪近郊

[昼間]  6時~22時 → 最大30%割引

[夜間] 22時~24時 → 最大50%割引

0時~ 6時 → 最大50%割引

 

■適用条件

対象日において対象道路をETC無線通信により走行

 

【 4 】 ETC時間帯割引等について

現在実施している深夜割引・通勤割引・早朝夜間割引・平日昼間割引・平日夜間割引及びETCマイレージサービスは、引き続きご利用いただけます。

 

※※詳しくは東/中/西日本高速道路(株)のホームページをご確認ください※※

 

********* これより本州四国連絡高速道路(株)からのお知らせ **********

【 1 】 休日終日割引の上限1,000円の終了について

【 2 】 ETC時間帯割引について

 

 

【 1 】 休日終日割引の上限1,000円の終了について

休日終日割引の上限1,000円とする制度は、平成23年6月19日(日)をもって終了いたします。

休日終日割引のうち終日50%割引は、引き続きご利用いただけます。

※対象車種は、軽自動車等及び普通車です。

 

【 2 】 ETC時間帯割引等について

現在実施している次のETC時間帯割引及びETCマイレージサービスは、引き続きご利用いただけます。

■土日・祝日(中型車、大型車、特大車対象)

休日深夜割引、西瀬戸自動車道連続利用割引

■平日(全車種対象)

平日深夜割引、平日夜間割引、平日通勤割引、平日昼間割引

◇◇◇ ご注意ください ◇◇◇

当社のETC時間帯割引は、当社道路の入口又は出口料金所(本線料金所を

含む)の通過時刻に実施している割引が適用されます。

休日1000円上限の恩恵をフルに使おうとすれば、19日(日)までに高速に入って、22日(水)いっぱいまで有効ですので、それまでなるべく遠くに行っちゃう、ってところでしょうか。帰りは普通料金ですが。

でも、休日はおよそ半額の制度が適用されるので、それほど影響ないかもしれませんね。利用割合に応じた課金のほうがスッキリする気もします。以前、上限1000円が始まったころ、群馬のある観光地では、東京の観光客が遠くへ足を伸ばすようになったので、客足が減った、というのを聞いたことがあります。

なんとなく、マニフェストも前政権から引き継いだ割引サービスも、これを機会にウマいことナシにされちゃった気がしなくはないですがね。

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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