キャンピングカー放浪生活中は、道の駅に停泊させていただく機会が多いです。
和歌山の道の駅『なち』に着いた時間には物産館が閉まっていたので(16:30閉店)、翌朝の開店を待ってお買い物することにしました。
こちらは嬉しいことに温泉入浴施設も併設で、クセのない温泉はさっぱりしていて小さいながら清潔な浴室も気持ちよかったです。
そして翌朝。
道の駅併設のJR那智駅、近くのビーチや、世界文化遺産に認定されている『補陀洛山寺』を愛犬と散策。
そうしているうち、10時の開店前になると続々と車がやってきて、地元の方が並びはじめるではないですか!
みなさん、新鮮お野菜が目当てのようで、大きな袋いっぱいに購入して帰って行かれました。
道の駅と言えば新鮮な農作物をイメージされる方も多いと思いますが、全国を旅していると意外と“新鮮”じゃなかったり農薬くさかったりする場合があることを知りました。
そこで、いかに地元のお客さんが多いかが鍵になることを学んだのです。
あまりにも周辺にスーパーなどがない場合を除いて、このように地元客が並ぶようなら安心かなと判断できます。
それから、ポイントカードを発行している道の駅は、地元客が多い証拠です。
観光客をターゲットとした道の駅は全体的にちょっと割高で、大型車レーンにも堂々と『バス専用』と書いてあったりするので判りやすいですよ。
最近では「顔が見える販売」が流行ってきて、生産者情報を掲示している道の駅も増えていますが、やっぱり地元の方が一番よくご存知ですね。
同じ野菜でも、売れ残っているところと売り切れているところの差が歴然です。
ちょっと残酷かなぁとも思いますが、生産者もそうして切磋琢磨して、より美味しくて安全な農作物を提供しようと努力してくれています。
わたしが特に注目しているのはお米です。
その土地で穫れたお米を、その土地の湧水で炊いていただくのが、何よりの贅沢です!
(松本しう周己)
【リンク切れ、画像がすべて見られない方は】https://clicccar.com/2011/06/10/33067