痛車といえばステッカーで色とりどりに飾りつけるものだと思っている人も多いでしょう。
しかし!本日開催された痛Gふぇすたには、車の素材を生かした改造や、オリジナリティ溢れる装飾を施した車が数多く出展しています。その中に、特に目に付く車を1台紹介しましょう。
これは「ラスティー」と言われるモノ。車の素材を生かし、わざと”サビ”させるという、漢(オトコ)の技。皆さんはただサビさせればいいと思いますか?いいえ、それは飛んでもない誤解です。まずサビさせるのに時間がかかります。均一に全体を錆びさせる為には食塩水をかけ、数ヶ月放置しなければなりません。
更に錆びたボディーの維持には、通常の車以上に繊細なケアが必要となるのです。サビは放置すると”穴”となってしまいますが、これはサビを生かさず殺さずにケアしなければなりません。
ちょっとやそっとじゃ出来ないものなのです。
P.N.藤野 崇