ピニンファリーナ・デザインのタイヤを知ってますか?

100年以上の歴史を誇り、高性能な「LE MANS(ル・マン)」や低燃費タイヤ「ENASAVE(エナセーブ)」などを展開するのがご存じダンロップです。今年に入り、とくに個性的なタイヤが2種類リリースされました。

ひとつめが、あのピニンファリーナがデザインを手がけた「SP QUATTROMAXX(SPクワトロマックス)」です。2011年の東京オートサロンでデビューし、2月から順次店頭に並んでいますからもうチェックした方もいるかもしれませんね。ピニンファリーナといえば、フェラーリを筆頭に数々の名車のデザインし、設計、生産までを手がけるイタリアを代表するカロッツェリア。バスや電車などの乗り物、PCケース、歯ブラシなどの小物アイテムまで幅広く手がけていますが、今回はダンロップのSUV用タイヤをデザインしたわけです。

最近のSUVは、スポーツカー顔負けのハイパフォーマンスを誇り、オンロードでの快適性も重視されています。そこで、「SP QUATTROMAXX」は、強力なグリップ力とハンドリングパワーを磨くこと、つまりスポーツカーに求められていた性能を重視した設計がされています。「ケプラー」を使い剛性を高めたサイドウォール部が特徴で、全体の高剛性化が図られ、重量のあるSUVに耐えられるように設計されています。そしてユーザーが気になるルックスも名工房によるデザインですからハンサムそのものです。サイドには「pininfarina」のロゴが刻まれています。

どんなクルマに履かせたいですか?

(塚田勝弘)

 

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる