日本では日野ですがタイではフォードのレンジャーです【バンコクモーターショー】

オーストラリア以外では初公開となる新型フォード・レンジャー。

タイの他に南アフリカとアルゼンチンで生産され、世界中で販売されるモデルです。

ショー向けに厚化粧していたコロラドとは異なり、レンジャーは市販モデルそのものがターンテーブルに載せられていました。

先代までの平面的で素朴な造形から、曲面を多用したモダンなデザインに生まれ変わりました。

エンジンは2.2リッター直4と3.2リッター直5のターボディーゼルと、2.5リッター直4ガソリンの合計3種。

ガソリン仕様はLPGに対応させることも可能になっています。

これまで日本車の牙城だったタイのピックアップ市場ですが、今回のショーではアメリカ勢がかなり力を入れてきていることがはっきりと理解できました。

果たして日本メーカーは今後も優位を保ち続けることができるでしょうか? 気の抜けない状況になってきているかもしれません。

(古庄速人)