プロトンはタイのすぐ南に位置するマレーシアの自動車メーカー。
バンコクショーでも毎回大きなブースを展開して存在感を見せています。
そのプロトンが展示した新型スポーツカーが、このレキール。
2010年のクアラルンプール・モーターショーで初公開されたものだそうです。
しかしどこかで見たような……?
と思ったら、すでに発売中のロータス・ヨーロッパとほとんど同じなのでした。
実はプロトンはグループ・ロータスを傘下に持っていて、その関係でプロトン車の開発はロータス・エンジニアリングが手がけています。
またデザインも、ロータス・エンジニアリング内部のロータス・デザインが担当。
というわけで、ロータス車をベースにしてプロトン車にしても、まったく問題ないのでした。
実際にはこのレキール、ヨーロッパから前後バンパーが変更されていて、わずかに全長が長くなっています。
またサイドパネルが黒く塗られたツートーンカラーとなって、精悍なイメージに。
シンプルなヨーロッパとはまた違った雰囲気になっています。
現時点ではコンセプトカーということですが、すでにヨーロッパは発売中なのでプロトン初の本格スポーツカーとして発売されることになるのでしょう。
個人的には、ヨーロッパよりもレキールのほうがカッコイイと思います。
みなさんはどう感じますか?
(古庄速人)