この春開催予定だったツインリンクもてぎでのMotoGPが、今回の大震災の影響により延期になりました。今日発表されたプレスリリースによると、MotoGPの第15戦として9月30日(金)~10月2日(日)に開催予定。
すでに観戦チケットを買われた方は、そのまま延期開催日に使えるそうです。また、チケット払い戻しを希望される方は、その方法が決定次第、もてぎのウェブサイトなどで案内されるそうです。
そのリリースにあった、もてぎを運営するモビリティランド社長の大島さんのコメントがありましたので、ご紹介しておきます。
東北地方太平洋沖地震において被災されました、すべての地域の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
ツインリンクもてぎは、このたびの地震により施設に被害を受けました。さらに、ライフラインや周辺地域の被害など、多くのお客様をお迎えする事が困難な環境にあります。そのため来月開催を予定しておりました、MotoGP世界選手権ならびにスーパー耐久シリーズは、延期せざるを得ないと判断いたしました。
天災による判断とは言え、心待ちいただいたファンの皆様には、心からお詫び申し上げます。
関係各位と調整し、MotoGPにつきましては10月の延期開催を決定いたしました。また、スーパー耐久シリーズにつきましては、スケジュールを組み替えての開催を目指しております。
何卒、ご理解頂きますよう宜しくお願いいたします
――――――取締役社長 大島裕志
みなさんに告知してたヤマハの50周年トークショーを任されていたボク自身も残念。どんな話題だったらみなさんに喜んでいただけるか、もちろんそのためにはヤマハの北川さんとHRCの石井さんからも可能なかぎりの暴露トークを展開するという言質を取って、そのシナリオまで考えてつい先日第1稿を上げたばかりだったのに……。いや、震災に遭われた方々を思えば、そんなこと言ってられないですね。ごめんなさい。
MotoGP以外にも、この春予定されていたバイク関連イベントの中止や延期が決まっています。以下、抜粋です。
●大阪モーターサイクルショー
●東京モーターサイクルショー
●全日本ロード第1戦・筑波
●全日本モトクロス第1戦・九州
●全日本トライアル第2戦・近畿
長引く経済不況と政治不信に加え、地震、津波、原発事故と、相次いで大変な事態が起こるいまの日本。地震の影響が少なかった東京でさえ、スーパーやコンビニ、ガソリンスタンドで品切れが続いています。
偉そうなことは言えませんが、ボク自身いまは被災された方々のことを思い、未来ある子供たちのためを思い、判断・行動しなくてはいけないと思っています。