リンカーンMKXがこんなに変わっちゃいました。
フォードのプレミアムブランドであるリンカーンのSUV、MKXが大胆なモデルチェンジを行いました。このクルマの発表も当初は3月17日だったのですが、地震の影響で22日に延期されていました。
2008年に導入された従来モデルは直線基調のフロントマスクを採用していましたが、新型はスプリットウインググリルと呼ばれる存在感のあるグリルを採用して、押し出し感を強めています。
日本ではリンカーンのセダンは導入されていませんが、海外で販売されているリンカーンのほかの車種もこんな感じのグリルを採用していますので、それに準じたデザイン変更といえるでしょう。
ちなみに旧型はコチラ。
インテリアも大幅にデザインが変更されてゴージャスな雰囲気になってます。ナビ機能がが付かないのは惜しいところですが、エアコンやオーディオをコントロールできる、8インチのタッチパネル式スクリーンも装備され、機能性も向上させています。
エンジンも3.5リットルのV6から新開発の3.7リットルに進化。最高出力も269PSから一気に309PSへと40PSもパワーアップしました。エンジンの吹け上がりも良くなり、パワートレインはかなり洗練されました。
柔らかめのサスペンションを採用しているのでハンドリングはアメリカンSUVらしい緩めの乗り味で乗り心地も良好。
従来型が導入されていから2年半ぐらいで、こんなに変わっていいの? と思ったりもしますが、新型はかなり進化しているのでOKでしょう!
(岡島裕二)