エネオスでおなじみの日鉱日石エネルギーですが、被害を受けた茨城県の鹿島精油所の出荷を再開したと発表しました。また根岸製油所の再生産の予定も立っているほか、水島製油所、大分製油所も稼働率を上げて、ガソリン不足を終わらせようとしています。
また風評被害が出回ったコスモ石油ですが、千葉製油所の火災も鎮火し、被害に遭わなかった製油所も稼働率をあげるなどの対応がとられています。すでに稼働率は8割まで回復したそうです。
今回のガソリン不足は、
●被害によって出荷できなくなった。
●製油所が被害にあって稼働が停止した。
●ガソリンを運ぶタンクローリーが不足している。
●道路網が寸断された。
などの要因が挙げられると思いますが、被害にあった製油所は稼働こそできないものの出荷が始まっています。
各地の製油所が増産しています。
西日本のタンクローリーが関東や東北の応援に駆けつけています。
これらのことから、ガソリン不足はまもなく収束することでしょう。
みんなが買いだめに走らなければ、きっと直ぐにいつものように戻ってくれると思います。
JX日鉱日石エネルギー>>>http://www.noe.jx-group.co.jp/emergency/index.html
コスモ石油>>>http://www.cosmo-oil.co.jp/information/110320/index.html
(佐藤みきお)
photo by Taisyo