東北地方太平洋沖地震において多数の発電所が被害を受け、東京電力と東北電力の管内において計画停電を行う可能性があると報じられています。
こうしたときは、とにかく動かないようにすることが大切ですが、それでも電気が停まると困ってしまうケースもあるはず。そうした場合の緊急対応策として家庭用コンセント(AC100V)を標準装備しているクルマがあることを覚えておくといいかもしれません。
現行モデルでは以下のモデルがコンセントを標準装備(ほかに見つかれば追加します)。とくにエスティマハイブリッドは最大1500Wまで対応できる(そのほかのモデルは100W)ので、緊急事態であれば役に立ちそうです。
もちろん電気を使うと、かなり燃料を消費してしまいます。燃料供給についても不安定な地域では、恒常的に活用するというよりは、あくまで緊急事態対応策として覚えていきたいという話。
また家庭用の人工呼吸器ではアクセサリーソケットからの電源供給で動くタイプもあるので、そうした停電で困る方が近所にいる場合は、愛車からの電源供給をオーナー側から声かけるようにしたいものです。
(山本晋也)