【From China】「2位じゃダメなんです。」でも、ついにGDPで日本を抜いて世界第2位の激変する中国。広州からの(あったかい下からの)目線で見てみた

09年、北京オリンピックが過ぎると中国経済のバブル崩壊があるだろうと称える経済評論家もわんさかいました。だけどどうだったんでしょう、2008年リーマンショック以降、世界経済の復活は共産国中国抜きには語れない時代になったと思われます。

昨年2010年の上海万博では万博史上最多の7300万人の入場者。今まで最多だった大阪万博の6422万人を抜きました。広州アジア大会では中国は金メダルラッシュの199個、日本は48個でした。11年は深圳でユニバーシアード。若手の力も世界に見せつけられそうです。

この数年でいっきに世界の檜舞台にたった感がある中国。新車販売台数でも09年から世界一。10年は前年比30%以上ものアップで1800万台を突破し、合衆国も500万台近くも差をつけられました。日本は500万台に届かない販売台数ですから、日本とアメリカを合せてようやく中国に並べるほどの状況です。

インフラはもとより、一年前に比べてもそこここでがらりと変わっている激変中国。1兆5000億円をつぎ込んだと評論家たちに非難されている2010年11月アジア大会であっても、庶民には開幕式に遠くはなれて下から見上げた花火が忘れられません。そんなシーンをまずはどうぞ。

現在世界一高い600mの電波塔ですが、東京スカイツリー指示テロリストの広州テレビタワー爆破ではありません、と念のため。

(游悠齋)