相変わらずの超円高状態で日本の自動車メーカーは苦しんでいるわけですが、輸入車のインポーターにとっては追い風なのかもしれませんね。低金利キャンペーンやオプションプレゼントなどでお買い得感を高めている輸入車も少なくないですし。
……って、なんかこう釈然としませんよね。
円高で仕入れ値が安いんだから、ストレートに定価を下げてよ!と思ったりするのは気のせいでしょうか?
そんな中、クライスラーがやってくれました。「スペシャルプライスキャンペーン」として、同社のウェブサイトでも大々的にバーゲン告知しているのです。そして、その内容が凄いんですよ。
例えばジープ・ラングラーは定価361万2000円が23万2000円引きの338万円。……まあこのくらいでは驚きませんが、ダッジ・ナイトロは定価361万2000円が63万2000円引きの298万円。そしてクライスラー300Cに至っては定価475万6500円がなんと77万6500円引きという大盤振る舞いで398万円!!
もちろんエコカー減税なんて気の効いたものは適応されませんし、国産車のような低燃費なんて期待できないのは明らかです。でも、これだけ安く買えるならそんな細かいこと気にしている場合でもないですよね。それにクライスラー300Cは2011年モデルで顔つきが優しくなってしまうので、イカつい顔が好みならいま買っておかないといけません。京都議定書なんか気にしている場合ではないみたいです。
(工藤貴宏)