【東京オートサロン】速報!! GAZOO Racingが「2011年ニュルブルクリンク24時間レース」参戦を正式発表しました

東京オートサロンでサプライズ発表がありましたよ!!

1月16日、午後1時。トヨタブースのメインステージで開催された『味づくりトークショー』に豊田章男社長が登壇し、2011年ニュルブルクリンク24時間レースへの参戦を正式に発表しました。マシンはレクサスLFA。

ドライバーの布陣は、木下隆之、飯田章、脇阪寿一、大嶋和也、アンドレ・ロッテラーで、チーム監督は飯田章が兼任することになりました。注目されていた“モリゾー”こと豊田章男社長のドライバーとしての参戦は、残念ながら未定です。

豊田社長は「安全なクルマ、良いクルマを造ることをライフワークとしていますので、状況が許せばモリゾーとして乗りたいと思います。もちろん、ニュルの現場には必ず行きます。実際にドライバーズシートに座れるかは分かりませんが、どんな立場であっても精一杯戦いたいと思います」とコメント。

耐久レースで重要な役割を担うメカニックは、今年も全員がトヨタの社員が務めることも表明されています。

「これは亡くなった成瀬(弘)さんの考えなのですが、社員がメカニックとして参加し続けています。4年前に初参戦したときは素人集団でした。いまでは動きを見ていても感動するくらい使命感、プロ意識が高くなりました」と豊田社長はチームを分析。さすが『継続は力なり』ですね。

そういえば、木下選手がすごくいい話をしていました。

「皆さんは、料理に興味がない社長が経営するレストランや、洋服が好きではない社長が作るアパレルブランドに興味が湧きますか? 自動車メーカーも一緒です。社長自身がクルマのことが好きでなければ良い商品が生まれることはありませんから」

このとき、会場からは拍手が湧きました!! そのとおりですよね。レース参戦とクルマ造りへの情熱を感じられる社長だからこそ、モリゾーさんファンは目一杯応援しちゃうんです。はい。

ということで、トヨタの社長が手がける「味づくり」への挑戦は、終わることがないのです。本戦は6月23〜26日に開催。GAZOO.comでは今年もインターネット中継を実施するので楽しみですね。

(南風よしお clicccar編集部)