ENEOS SUSTINA「故郷にて」篇のコトだ。
「水川あさみさんがエネゴリくんと一緒に久しぶりに故郷へ。
そこには、水川さんが子どものころに買った車を大切に乗り続けている両親が!」
という設定で、水川あさみがエコバッグから取り出して勧めるオイルが「SUSTINA」ってわけだけど、手にした4?缶がなんと新世代省エネエンジン向けの0w-20! 対するクルマが4世代前のゴルフⅡなんだから、オイオイちょっと待て、マッチングが違うでしょ、だ。
「オッ、最近は古いヨーロッパ車も0w-20でいいんだ」と勘違いするオッチャンやオバチャン、はたまたGSのオニイチャンがいたらどうする!
「ENEOS SUSTINA」のHPを見ると、ちゃんと常識どおりのオイル・バリエーション&対応が紹介されている。しかし、TVで堂々のドアップで、旧車のゴルフⅡに0w-20なんて、オイルメーカーとしては見過ごしちゃいけないミスリードなんじゃないかな。
「まあ、そんな細かいことまでこだわらなくてイイヤ」ってCM制作サイドのノリが見透かされるけど、「SUSTINA」をアピールするのに、「細かいことはイイヤ」なら、ストーリー中の規格の表示をちょっと見えにくくするとか、逆にちゃんと適合する5w-40缶を使っておけばいいのにね。
というわけで、旧車オーナーの皆さん、惑わされるのはあさみお姉さんの笑顔だけにしておきましょう。(OGⅢ)
ENEOSエンジンオイル
http://www.noe.jx-group.co.jp/carlife/product/oil/list/gasoline.html