防災拠点となる道の駅がこんなにあった

2006年11月29日に訪れた「ちぢみの里おぢや」
2006年11月に訪れた「ちぢみの里おぢや」

幹線道路に面していて、駐車場にトイレ、インターネット端末、公衆電話、食料や水もある道の駅は“防災拠点”としても注目されています。
道の駅によっては入浴施設や宿泊施設、会議室やホールがあったり、食料の備蓄がなされていたり、オストメイト対応、AEDの設置、防災用トイレ、非常用発電設備、非常用飲用水タンク、井戸、更にはヘリポートまで設置されているところもあります!
災害のレベルによっては停電したり断水することも想定されますが、一時避難場所としては充分機能するのではないでしょうか。

 

 

 

 

2008年11月1日に訪れた「西山ふるさと公苑」
2008年11月に訪れた「西山ふるさと公苑」仮設住宅

東日本大震災で、岩手県の道の駅「やまだ」は高台にあったため津波の被害を免れ、避難所となったほか、いち早く営業を再開しスーパーとしても重宝されているとか。
2004年の新潟県中越地震、2007年の中越沖地震などを教訓に、北陸〜中越の道の駅では特に防災拠点としての道の駅づくりを意識しています。
実際に、中越地震の際には以下の道の駅が避難場所などとして役立ちました。

 

「クロス10十日町」(新潟県)
駐車場に仮設住宅を建設。(2004年/中越地震)

「越後川口」(新潟県)
会議室・駐車場などを被災者の避難場所として活用。(2004年/中越地震)

「ちぢみの里おぢや」「国上」(新潟県)
災害時の一時的な避難所、物資供給拠点などを想定して「非常用電源」「非常用トイレ」「防災備蓄倉庫」「情報提供装置」が整備されている。
入浴施設を被災者に無料開放。(2007年/中越沖地震)

「路田里はなやま」(宮城県)
各機関の災害復旧支援車両の活動拠点として活用。(2008年/岩手・宮城内陸地震)

「輪島」(石川県)
大きな被害を受けた「旧門前町」の支援部隊の宿泊地として活用、地域住民への支援活動(給水車設置場所として生活用水を供給)場所として活用。(2007年/能登半島地震)

「みかも」(栃木県)
災害時の避難所、物資の輸送拠点などを想定とした「非常用電源」「貯水槽」「給水タンク」「情報提供施設」が整備されている。

「美濃にわか茶屋」(岐阜県)
災害時の一時避難所、地域住民の避難所などを想定して「非常用電源」「防災用トイレ」「飲料水貯水槽」「防災備蓄倉庫」「情報提供装置」が整備されている。

防災設備を備えた道の駅は、「たろう」(岩手県)、「三本木」(宮城県)、「南きよさと」(山梨県)、「八王子滝山」(東京都)、「ようか但馬蔵」「但馬のまほろば」(兵庫県)、「たちばな」(福岡県)などなど、着々と増え続けています。

ある地震が起きた際、数県またいだ土地で給油していました。
フルサービスで窓ガラスを拭いてもらっている時にグラっと来て、おバカなわたしは「おぉっ、スゴイな〜このスタンド、ボディまで拭いてくれてるのか!?」と勘違いしてしまったくらい危機管理ゼロ。
もしもの時のため、防災設備のある道の駅には地図に印をつけておきます。

(松本しう周己)

この記事の著者

松本しう周己 近影

松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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