フェアレディと云う言葉はグラマー/マッチョよりスレンダー…そんなイメージがあるのは私だけでしょうか。「My FairLady」のオードリー・ヘプバーンの影響かもしれませんね。そんな訳で、個人的には日産フェアレディZも今の肉感的なZ33/34より、やり過ぎない=グッドバランスなS30系のデザインが好きな私です。そんな私が大いに楽んじゃった1冊(&1枚)がこれです。
G‐ワークス初のDVD本「フェアレディ―Z S30 DVD&BOOK」
DVDの映像では、スターロードさんのS30はソレックス吸気音とか、L型エンジンの排気音がイイっ!しかも、インプレッションでは高速道路なんかだけではなく、本当に住宅街を走ってコメントしてるのはちょっと驚き。普段は高速道路やサーキットばっかり走ってる訳じゃありませんからね。
ロッキーオートさんのカーボンボディー、3リッターNAのS30(S31)がミニサーキットを走ります。先日の某旧車イベントで「アンダーフロア補強が軽量化につながる」との話を聞けた渡辺代表自慢のS31は極太ロールケージも不要。チョットだけのオバフェンが粋です。試乗担当の木下みつひろ氏が実に楽しそうです。羨ましい!
他にもゼロヨン最速のS30やサーキット最速を目指すS30のタイムアタック等、魅力的な映像が75分満載。BOOKでは映像では少し判り難い各車コダワリの作り込みが写真で良く判ります。
昔、S30ZとホンダS800、新車のカプチーノで悩んだ事を思い出しました。S30Zには今も後ろ髪を引かれます。
春の宵、「小粋なフェアレディ」の映像を楽しんでは如何でしょう。
(川崎BASE)