バックスキン調のアームレストでインテリアの質感が大幅アップ!
マジカルカーボンで有名なハセ・プロのニューアイテム「マジカルアートレザーバックスキンルック」を使えば、プロ級の仕上りが簡単に実現します! 汎用タイプでサイズは3種類を用意。一番大きいXLサイズなら、ピラー片側くらいは余裕で貼れちゃいます。カラーもブラック、ベージュ、レッド、ブルーの4種類があるから、愛車の個性づくりに最適です。
所要時間=30分〜1時間 難易度=★★☆☆☆
マジカルアートレザーバックスキンルック
(用意する工具)
内張り剥がし/ハサミ/カッター/パーツクリーナー/ウエス/ドライヤー/ペン
①
まずはドアから肘掛けパネルを外しましょう。内張り剥がしで浮かすように作業します。寒い日などはドライヤーで温めると割れにくくなります。
②
パネルが浮いたら、指を入れて無理せず適度な力で引っぱり、外してください。ツメで引っ掛かっているだけですので、これを折らないように注意しましょう。
③
外した肘掛けをシートの上に置いてみます。できるだけ無駄な部分をつくらないように、カットする位置を考えましょう。
④
カットするシートの位置が決まったら、現物を置きながらペンで型紙を作っていきます。折り返し分も考えて、やや大きくペンを引いていきます。
⑤
シートはカッターやハサミでカットできます。シートに引いたラインに沿ってカットしていきましょう。ややラフにカットしても後で微調整できるので大丈夫!
⑥
裏面が粘着シートになっていますので、肘掛けの貼り付け面の密着性を良くするためにパーツクリーナーなどで念入りに脱脂しておきましょう。
⑦
シートから剥離紙を剥がして、肘掛けパネルをその中央に置きます。貼り付け面のもっとも広いところを下にすると作業がラクになります。
⑧
最初に広くとれる面から密着させていきます。手の平を使って優しく優しく押すように! きつく擦ると傷がついてしまうことがあるので、慎重に行ないましょう。
⑨
角にあたって折り返す部分は、徐々に引っ張りながら慎重に貼り付けていきます。軽く引っぱってジワジワと馴染むように力をかけるのがポイント。
⑩
急な角度のところはドライヤーで温めながら引っぱると、シートが柔らかくなって作業がしやすく、キレイな仕上りになります。
⑪
生地の余った部分は裏に折り返して貼り付けていきます。このとき、貼り付ける部分を10mmくらい残して、不要部分はカットします。
⑫
肘掛けパネル裏面にある留め具の足部分には、カッターナイフを使って切り込みを入れていきます。他の場所も同じ要領で。
⑬
切り込みを入れた部分を、留め具の足に干渉しないようにシートを貼り付けていきます。細かい作業ですが、ここはしっかりとやっておきます。
⑭
ツメが引っ掛かる四角い穴に沿って、カッターで切り抜いていきます。ここはパネルを装着する際は見えなくなるので、ザックリ切っても大丈夫です。
⑮
小さいコーナーの部分はシートを引っぱりながら、コツコツと仕上げるしかありません。丁寧に微調整しながらじっくりと貼っていきます。
⑯
角の部分はとくに慎重に進めます。シートが余りすぎると上手くいきませんので、細かくカットしながら丁寧に調整していくのがコツです。
⑰
肘掛けパネル全体に上手くシートが貼付けられたら、元に戻して完成です。ツメの位置に注意して、しっかりと固定してください。
⑱
さて、次にドアスイッチパネル部分です。「マジカルアートレザーバックスキンルック」には、車種別専用にカットされたものもあります(GE6フィットのドアスイッチパネルは4,200円)。車種別専用にカットされているので、スイッチパネルに合わせて貼るだけですが、その前に脱脂作業は忘れずに行なってください。
⑲
シート裏面の剥離紙を剥がし、貼り付け位置がずれないように貼ります。後は指で軽く押さえて、しっかりと密着させればOKです。
⑳
マジカルアートレザーは粘着シートになっているので、初心者でもDIY装着が手軽にできます。慣れない場合は、カット済みのパネルシートから試してみるのもいいですね。
完成です!
取材協力=スタイルワゴンクラブ
(増田真一)